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ヘル・レイザー

ヘル・レイザー Hellraiser

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アシュレイ・ローレンス、アンドリュー・ロビンソン 他

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製作年:1987年/製作国:イギリス/上映時間:94分/監督:クライヴ・バーカー

<STORY>
フランク・コットンが手に入れた「ルマルシャンの箱」と呼ばれる小箱は究極の快楽を経験できると言われている伝説のパズル・ボックスだった。
しかし、フランクがその箱を開けると正体不明の人物が現れ、フランクの肉体は細切れに引き裂かれてしまった。
数年後、フランクの弟ラリーが妻であるジュリアを連れて、かつてフランクが消えた生家に引っ越してくる。
その引越しの途中にケガをしたラリーから滴り落ちた血がフランクを復活させてしまう。しかし、肉体を失ったフランクが完全に元に戻るにはまだまだ血が足りなかった。
フランクはかつて関係していたジュリアの協力を得て、次々と男を家に連れ込ませてその血を奪っていった。
しかし、ラリーの娘であるカースティが偶然にもその現場に踏み込んでしまい、フランクに襲われてしまう。何とか脱出したカースティは例のパズル・ボックスを知らずにフランクから奪い去り、いじっているうちに開けてしまった……


<感想> ネタバレあり
やっと見ました!!
例の「ピンヘッド」の姿は強烈で、記憶に残っていましたが、内容は全く知りませんでした(笑)
それにこの造形を持ったキャラクターや「ピンヘッド」という名前は、関係ないマンガなどで結構見た覚えがあります。それだけ有名なんでしょう(笑)

それにしても…そうかー、こういうSTORYだったんだ~~~!

何だろう…長いこと謎だったものにようやく答えを発見した感じです(笑)

本作は監督でもあるクライヴ・バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」が原作で「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」がテーマだそうですが……わかりません(笑)

まぁ、事の発端であるフランクは自堕落的などうしようもない男で、究極の快楽、究極の性的官能を体感できるという伝説に引っかかってパズル・ボックスを開けたんでしょうけど、蓋を開けたら(←文字通りだな:笑)その筋の伝道者こと「魔道士(セノバイト)」が現れて、引き裂かれちゃったという、何とも「ちょっと待て!聞いてないぞ!おい!広告に偽りありだぞ!!金返せ!」な話ですね(笑)

ここからネタバレになります。
感想書くのにネタバレしないと書けないですね。いや、あらすじでほとんどすべてなんですけどね(笑)













例のパズルボックスなのですが、あれは魔道士さんたちを呼び出して、その本拠地(地獄かなぁ、やっぱり)への扉を開く鍵なんですね。
そしてついでに魔道士による究極の快楽を体感できる契約書にもなるようです。
妙な組織だな、というのが正直な感想(笑)
それにしても後にカースティが知らずに開けてしまっても強制連行&強制執行ってどんな組織ですよ??謳い文句も知らないのにうっかり開けたら契約完了って、暴力団も真っ青な話ですね。
フランクが復活したと言っても、この魔道士の下から「逃げ出した」そうなので、さっさと捕えて帰って欲しいのに、何やら「お前がいい」って……迷惑!!

究極の快楽が究極の痛みってなぁ…SM趣味の人だけですから!!
そういう一部の人の好みというか解釈を世間一般的に押し付けないで欲しいものです。

さらに不思議なことに、フランクの復活を手助けしていたジュリアまでなぜか連行&執行されていたんですよね…フランクが捕まる前にフランクによって殺されたんですけど。
あれ?一蓮托生?
ジュリアもフランクの共犯で人を殺したけれど、これに関しては可哀想かな(苦笑)
あまりにも特異すぎるので客がいなくて暇だから、ここぞとばかりに連れ込むぜ!的な感じが否めません。

CG技術前の作品なので、肉片などはいかにも作り物に見えますが全編を通じて「ホラー」の王道を貫いていていい作品だと思います。
でも冒頭のフランクの千切れた顔を並べるシーンで、皮に目が付いていたのはいただけません。眼球は取れるって(笑)
他にもジュリアが皮を剥いだ死体を家の中に隠してあるとはいえ放置するのは無理があるかな~。思いっきり蛆が湧いていたのはいいけれど、その前に腐敗臭とか気が付かないのはおかしいって(笑)
このあたりはツッコんじゃいけない部分なんでしょうね(笑)

でも、一番のツッコミどころはこれを木曜洋画劇場で放映したというのが凄いですね…今では絶対にあり得ない(笑)

サンゲリア

サンゲリア ZOMBIE2

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(2001/01/19)
イアン・マカロック、ティサ・ファロー 他

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製作年:1979年/製作国:イタリア(アメリカ合作)/上映時間:91分/監督:ルチオ・フルチ

<STORY>
ニューヨーク湾内に無人と思われるヨットが漂着した。湾岸警備隊が調査のためにヨットに乗り込むが、ひとりが得体の知れない腐乱した人物に襲われ、殺される。
ヨットの持ち主であるアンは行方不明となった父親を探すために、事件を調べる新聞記者ピーターと共にカリブ海にあるマトゥール島へ向かう。
マトゥール島は地図に載っていない島のため、休暇中でクルーズを楽しむ予定だったブライアンとスーザン夫妻に同乗を頼み込んで連れて行ってもらうことにした。
しかし、そのマトゥール島では「死者が蘇る」という奇病が発生していたのである。


<感想> ネタバレあり
ゾンビ映画を検索したならば、避けては通れない作品があります。
その中で誰もが口を揃えて「ゾンビ好きなら押さえておきたい一品」と内容にツッコミを入れつつも必ずいうのがこの「サンゲリア」でした。

最初からネタバレ全開でいきます。

いや、ネタバレしないと感想が書けないです(笑)
本当にツッコミどころ満載で、そこがこの作品の見せ場なんですよね。

それにSTORYがあってないというある意味ホラー映画の王道を突っ走っているので、ネタバレしても十分に楽しめます(笑)
注:この「STORYがあってない」というのは「それを言ったらおしまいでしょ?」といったものなので悪口ではないですよ~。

そもそも邦題からしてツッコミたいですね。
「サンゲリア」って何なんでしょう?
原題の「ZOMBIE2」もジョージ・A・ロメロの「Zombie/Dawn of the dead」がその前の年に公開されていたそうなので、何とも怪しいです(笑)
ま、取り扱っているのは「ゾンビ」なので、間違ってはいないんですが。
その「ゾンビ」の種類というか性質というか…こちらのゾンビは腐乱死体があるというのが最大の特徴です。
ロメロのゾンビは損傷はあっても、腐乱してなかったんですよね。

子供のときは「死体が動く」という設定に怖がって、それ以上のことは何にも考えなかったんですが、今になってこの「死体が動く」という点にあれこれツッコミをしてしまいます(苦笑)

それを言ったらおしまいですが(笑)

でも、この「サンゲリア」はとにかく「それを言ったらおしまい」なことが多過ぎて!
本当に監督がやってみたいことをやるだけやって繋げて出来た作品だな~と感心しました(笑)

最初のヨットに乗っていたゾンビの正体って誰なんでしょ?
あれはアンのお父さんなのでしょうか?
メナード医師がゾンビになった人々を「頭を撃ち抜く」という方法で、真の安息を与えておりましたが、アンのお父さんもそうでした。
なので二度目の復活はないはずなので、その遺体をヨットに乗せて同乗したクルーが死んでああなったのか、それとも全く別なのかわかんなかったです。

有名なゾンビVSサメですが、やっぱり海の中にいるゾンビはあり得ないかと……腐乱しているので、体内のガスが邪魔をして沈まないでしょうし、地上にいるよりも海の中の動きが俊敏ってどうよ?そしてお魚の餌なるって。
誰もがツッコむシーンですよね。

ノロノロゾンビなのに、なぜか襲われる人たちは噛まれるまで棒立ちという無防備さ。
死んで生き返るのを承知していたはずなのに、クライマックスのシーンでは死体をそのままにしておくという迂闊すぎる処置…ある意味、自滅コース。

木造家屋に立て籠もっているのに、ゾンビが突入するのを待ってから火炎ビンで攻撃するというとんでもない選択に、籠城を決め込んだわりには裏口からあっさりと脱出。

そしてお約束のラスト。
でも、ニューヨークがゾンビだらけ!というラストは、冒頭にちゃんと伏線を置いてありましたね。あれはすぐに気がつきました。


しかし、まぁ…全編において一番のツッコミは腐乱死体のゾンビってやっぱりあり得ないかな(苦笑)?
そもそも、四百年前?
そんな昔の死体が腐乱死体で残っていること自体あり得ない。
しかも、腐乱しているの顔だけ(笑)
地面から自力で起き上がるとちゃんと五体揃ってる(笑)
そんなに浅い位置に埋めてたら、獣に食べられてないかな~というか、もう土と同化して形残ってないというか。
そして眼球のないゾンビがどうやって獲物の位置を確認するんだ?
本当に、人間は死ぬとまず消化器官からダメになるんで……腐乱したゾンビが人間を襲って食うのはあり得ないというか……。

それを言ったらおしまいですが(苦笑)

「ゾンビ」の設定そのものを考えると、結構厳しいんですよね。
厳密にいうと、ブードゥー教におけるゾンビは死体ではないとされています。
あくまで私が知っているだけ、聞いたことのある話ですが、あれは呪術師の強力な催眠状態にあって、自分の意思を封じられて操られているために、生気のない顔、ぎこちない動き、ケガをしても痛みを感じないなどが挙げられます。

映画作品などにおける「ゾンビ」はロメロ作品が有名で、これがベースになっているのでしょう。

私個人の見解では、
一度死んだために脳の機能が著しく低下するため、人間らしい思考が無くなる。
本能の部分だけが残り、それが「生」への執着と化し、生きている人間を食べる行為になる。
痛みを感じないので肉体の損傷を気にせず、怪力を発揮する。
脳の機能低下と同じく、死んだことによって神経や筋肉も正常に動かずぎこちない動きになる。
頭部を破壊すると動きが止まるのは、ここがやはり中枢だからで実際のところ首を切り落とされた状態で動くのは生物学的構造上あり得ない…何かの作品で首だけ復活させたら、その首は体を操って後ろから研究者を襲わせるという荒業を見た覚えがあるんですけどね。
フルチのゾンビは腐敗しているけれど、人間を食べる以上は内臓などの機能が働いてないと無意味なので、恐らくはこれも復活していてゾンビは腐敗しない。

「ゾンビ」に関してはこんな感じですかね。

なお、噛まれると感染するかのようにゾンビになるというのは分かりません(笑)
まぁ、死んだ人間が蘇るという自体がとんでもない設定なのでこれは製作者の設定で変わりますからw

でも、B級ゾンビ作品としては確かに面白いと思います。
うん、ゾンビ好きなら絶対に押さえておく作品ですね(笑)

魔人ドラキュラ

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製作年:1931年/製作国:アメリカ/上映時間:75分/監督:トッド・ブラウニング

<STORY>
イギリスの弁護士レンフィールドはトランシルヴァニアのドラキュラ伯爵に招かれて彼の城を訪れた。仕事は伯爵がイギリスで滞在する屋敷の賃貸契約であり、荷物を運ぶための準備だった。
ドラキュラ伯爵は彼を恐れるこの地よりも、はるかに動きやすい都会への移住を計画していたのだった。レンフィールドは伯爵の力に囚われ、下僕となってしまい、彼をロンドンへと導いてしまう。
海を渡り、ロンドンの廃墟と化した修道院に居を構えたドラキュラ伯爵は東欧より移住してきた高貴な伯爵として社交界に入り込み、新たな獲物を探してロンドンの霧深い夜を闊歩していた…。


<感想> ネタバレあり!
古いですねー(笑)
1931年の映画ですからね…当然、白黒映画です。
前回はクリストファー・リー主演の「ドラキュラ(邦題:吸血鬼ドラキュラ)」でしたが、こちらも有名でベラ・ルゴシ主演の「ドラキュラ(邦題:魔人ドラキュラ)」です。

ネタバレというか、元より「ドラキュラ」ですから!

主要人物の役割や展開はやや異なるものの、ほぼSTORYは同じです。

トランシルヴァニアやルーマニアなど「東欧」にいるドラキュラ伯爵が、イギリスの弁護士を雇ってロンドンへの移住計画を立てる。
移住の際には「棺」と「祖国の土」と一緒に運ばせて、人目の付かない場所へ運ばせる。そこから行動開始。
美しい妻(原作では3人)を実家に置き去りにして、新天地では獲物を狩りつつ、新しい妻を探す。

映画によっては微妙に相関図が異なるけれど、ミナという女性が選ばれる。その前にその友人であるルーシーが犠牲になり、吸血鬼の存在を信じない面々に現実を突き付ける形になる。
ドラキュラ伯爵への対策を講じるのはヴァン・ヘルシング教授。

いろいろな攻防があって、最後はミナをさらった伯爵を追いかけて、伯爵の心臓にトドメの一撃を食らわせて葬る。そしてぎりぎりのところでミナは救われる。


大雑把に書いたつもりですが、これが「ドラキュラ」の全てですね(苦笑)
原作ではドラキュラ城に向かうのはジョン・ハーカーなのですが、この映画ではレンフィールドになっていますね。まぁ、精神病院で奇行を繰り返す理由が分かりやすくていいですが。
しかし、城にいるドラキュラ伯爵の妻たち……出てきただけ(笑)
「吸血鬼ドラキュラ」では一人と数は減らされていましたが、少しは活躍したんですけどこちらでは本当に出てきただけで終わった。個人的にはこちらの方が美人だと思ったのですが。

あと、ドラキュラの犠牲になるルーシーの扱いが軽い!
本当は彼女が吸血鬼化してしまったので、ヘルシングたちは彼女の魂を救うために墓場に行き、彼女の心臓に杭を打ち込むのですが…無かった!
え、放置?
吸血鬼化したルーシー放置ですか?

いいんですか??女の子がふたりも噛まれてるんですよ??

「75分」という時間の壁は意外にも大きかった(苦笑)

この時間の壁は最後でも立ちはだかりました…本作は全くと言っていいほどアクションシーンありません。
まぁ確かに本作のヘルシングは初老といった感じでアクションには向いてません(笑)
そしてドラキュラ伯爵も全然アクションなかったです(笑)
どれくらい無いかというと……最後にヘルシングが棺を開けて、その蓋を壊して即席の杭を作ってから心臓に打ち込むときも抵抗すらありませんでした(←無さ過ぎにもほどがあるだろ!)

さらってきたミナは隣りの棺に入れてあると思いきや、離れた場所に立たせたまま放置してあるし…彼女は支配下にあるので人形のように立ったままでした。

あれですか?
タイムアウトで夜明けが来てしまったから、棺に入って寝ちゃったんですか(爆笑)?


その後、ヘルシングがハーカーとミナを「先に行きなさい。私はまだやることがあるから」と言ったので、まだあるかと思いきや、二人が階段を上って夜明けを迎えた外に出る瞬間で「END」マークでした。

若干、投げっぱなし感を覚えずにはいられませんが…まぁ、ルゴシがカッコ良かったのでOKです(苦笑)


さてさて、そのルゴシですが、同じドラキュラ俳優として有名なクリストファー・リーは他の作品でも知っていますが、こちらのベラ・ルゴシは名前だけ知っていた俳優になります。
異形コレクションというホラー・アンソロジーシリーズが好きなのですが、その監修をしている井上雅彦氏の作品に登場する吸血鬼はリーではなくルゴシなんですよ。
吸血鬼を扱ったショート作品なのですが、その時に出てくる「ルゴシの牙よりも長いんだ」というセリフが妙に印象に残っています。
これがこの作品を見ようと思ったきっかけなんです(笑)

Wikiで調べたところによると現在、私たちが一般的に思い浮かべる「礼服とマントを纏った」「妖しげな風格」「貴族的な二枚目」というイメージはどうもこのルゴシが演じたドラキュラ伯爵から始まったようです。
またハンガリー出身のルゴシは英語が苦手でハンガリー訛りが抜けなかったために、あまり配役には恵まれてなかったようですが、ドラキュラ伯爵は「東欧出身」なので適役となり、その後もドラキュラは「東欧訛り英語を話す」ことが好まれたようです。
一番驚いたのはルゴシは当時英文が読めなかったので代読させてセリフを丸暗記して撮影に臨んだことでしょう!!
たまにこの話は聞きますが……役者って凄いな(苦笑)

しかし、そのせいでしょうか、非常にルゴシのセリフは聞き取りやすいです。伯爵としての演技なのか落ち着いた雰囲気でゆっくり話すのと、日本人が英語を話す時と似て単語単語をしっかり発音するので本当に嬉しかった(笑)
英語初心者はおススメです!

吸血鬼ドラキュラ

吸血鬼ドラキュラ Dracula(英)/ HORROR OF DRACULA(米)
吸血鬼ドラキュラ [DVD]吸血鬼ドラキュラ [DVD]
(2003/02/07)
クリストファー・リー、ピーター・カッシング 他

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製作年:1958年/製作国:イギリス/上映時間:82分/監督:テレンス・フィッシャー

<STORY>
1885年、ジョナサン・ハーカーはトランシルヴァニアのドラキュラ城へ新しい司書として迎えられた。近隣の村人は誰一人として近づかないその城には、ドラキュラ伯爵が住んでいた。
実はジョナサンはこのドラキュラ伯爵が人の生き血を啜る不死者であることを知っており、彼を倒すためにやってきたのである。
しかし、助けて欲しいと懇願してきた女吸血鬼に不意を突かれて噛みつかれてしまう。
ジョナサンは人の心を保っているうちに全てを終わらせようと、彼らの棺を探しだし、女吸血鬼の心臓に杭を打ち込むが、わずかな差でドラキュラ伯爵に気が付かれてしまった。

時間が経ち、ジョナサンから手紙を受け取ったヴァン・ヘルシングがドラキュラ城に訪れた。しかし、すでにドラキュラ伯爵は棺ごと姿をくらまし、ヘルシングは吸血鬼と化したジョナサンを発見する。
心を鬼にしてジョナサンの魂を安らぎに導いた後、ヘルシングは彼の婚約者ルーシーに会いに行くが、すでにルーシーはドラキュラ伯爵の毒牙にかかっていたのである……。


<感想> ネタバレあり
ネタバレありとは言っても……何せ世界的に有名なブラム・ストーカー原作「吸血鬼ドラキュラ」の映画なんですよね(苦笑)

最期は原作と同じです。

原作は子供向けのものと、完全訳のものと読んでいます。あとコッポラ監督による映画もかなり前ですが鑑賞済みですね。
この映画は原作とはかなり異なっています。
原作では主人公はジョナサン・ハーカーなのですが、序盤で早々に吸血鬼の犠牲になってしまいます。なので、この映画では主人公はヴァン・ヘルシングなんですね。
また、最初はドラキュラ伯爵の正体を知らずに物語が進むのですが、映画ではすでに吸血鬼だと分かって退治しに行くという…荒っぽい展開ですが短くまとめるには良かったのかな。

あとドラキュラ城にいる女吸血鬼も実は三人いて、ジョナサンを苦しめるのですが、それも省かれています。その他にも登場人物はかなり絞られています。
しかし、そのためかなりの長編で読んでいて少しつらかった原作の中盤がなくなり、中だるみぜずに淡々と話が進んで行くのでこれは十分面白かったです(笑)

それにしても、現在のホラージャンルでは「ゾンビ」と並んで外せない「吸血鬼」。

「魔人ドラキュラ」のベラ・ルゴシをまだ見ていないので、こちらも見たいと思いますが、ホラー界ではルゴシと並んでクリストファー・リーはドラキュラ俳優として確立したそうですね。
知ってはいたけれど、今回が初見です。

ここから先はネタバレあります。

それにしても、ドラキュラ伯爵…人間臭いです(笑)

超人的なイメージが強い吸血鬼なんですが、この作品では何となく力が強そう…程度です(苦笑)
空は飛べないし、馬車に乗って移動するし、棺がないのでさらったミナをスコップで庭に穴を掘って、その中に放り込んで土を被せる」という力仕事するんですよ!
伯爵本人が!!
結局、追ってきたヘルシングとミナの夫アーサーに追いつかれて城の中に逃げるんですが、普通に走って逃げます…図書室の床下に逃げ込もうと扉を開けるのも遅いし…伯爵、全体として行動が遅い(苦笑)

極め付けはジョナサンもヘルシングも一撃で倒せないんですよ…一応は力は上のようなので突き飛ばしたり、床に押し倒すなど出来ますが、殺せません。
首なんて普通に絞めるだけで…なんか、弱々しくて可愛いです(笑)
オールバックに決めた髪は乱れるわ、目は充血するわ、必死さがひしひしと伝わってきます。

某ジャンプマンガ作品に登場する一瞬で移動できる「瞬歩」くらい使えてもいいような気がするんですがね…あ、「トリニティ・ブラッド」という小説に登場する吸血鬼(作中ではこの表現は侮辱にあたる。「長命種(メトセラ)」という種族になる)は「加速(ヘイスト)」という高速移動できました。

とにかく、ヘルシングとの肉弾戦は普通のケンカっぽい感じで、すでに朝日が昇っていたためにヘルシングがカーテンに飛びついて引きちぎる!
入り込んだ日光が足を照らし、ドラキュラ伯爵は足を失います。
もうこれで移動できない伯爵に対し、ヘルシングは燭台で即席十字架を作って、さらに追い詰めます。どうも目の前に十字架があると体が硬直して反撃出来ないようです。
じわりじわりと日の当たる場所へ押しやって、ついに伯爵の全身が太陽光の下へ!
あっという間に伯爵の体は灰になり、ミナの身に起きていた吸血鬼化現象は消え、めでたしめでたしw

うーん、楽しかった!
コッポラ監督の「ドラキュラ」は切ないラストでしたが、こちらはすっきりしたラストでしたね。


そもそも有名な「吸血鬼」ですが、思った以上に「制約」が多いんですよね、確か。

その一、その家の住人に招かれなければその家には入ることが出来ない→自分から窓や扉を開けることが出来ない。

その二、水を渡ることが出来ない→川とか海などは棺に入って、誰かに運んでもらわなければいけない。

その三、自分専用の棺と生まれた土地の土がなければ休めない→移動は必ずセットでないとだめなので、棺が壊されたりすると致命的です。

その四、十字架を見ると恐怖を覚え、体が硬直する。また触れると火傷する→十字架をかざしたら反撃できないのできついですね。

その五、にんにくおよびその花の香りが嫌い→窓際やベッド側に置いておけば番犬並みの威力を発揮します。

その六、日光を浴びると灰になります→日没までは棺から動けず、夜明け前には戻らないと大変です。一応は光に直接当たらなければ家屋内を動けるようです。

あまりにも制約が多いので、最近の吸血鬼は日光以外は大丈夫になりつつありますよね(笑)
中にはその日光も問題ないなんて吸血鬼もお目見えするくらいだしね…とりあえず「牙で噛んで血を吸えば吸血鬼なんだよ」になってる。
そのほか、コウモリに変身するとかオオカミを従えるといった能力があるようですが、映画では出来ないことになってます。

本来はノスフェラトゥ(不死者)が原型だったかな?
ブラム・ストーカーが書いた「ドラキュラ」は15世紀のルーマニア、トランシルバニア地方出身のワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)の「ドラキュラ公」というニックネームを用いたというのが有名ですが、実際のヴラド3世は吸血行為などをしなかったですよ。ただ、敵の捕虜を串刺しにして通りに並べたという残酷な面があったようですが。だから「串刺し公」とも呼ばれたそうですね。
今では「吸血鬼=ドラキュラ」になっていますが、実際はルーマニア語で「竜(悪魔)の息子」という意味だそうです。
本作を筆頭に全9シリーズまであるそうですが…全部見るかどうかは迷ってます(笑)

2001人の狂宴

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ロバート・イングランド、リン・シェイ 他

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さぁ、祭りを始めよう!
大いに食べて!大いに飲んで!大いに踊って!

そして、皆殺しだ!


<STORY>
大学の講義でいたずらするような学生アンダーソン・ネルソン・コーリーの3人が春休みにバカンスを楽しもうとドライブしながらビーチへと向かっていた。途中のガソリンスタンドでジョーイ&キャットの美女2人とリッキーという男1人のグループをナンパしつつ、う回路を通ったところ、プレザントバレーという村へとたどり着いた。
一昔前の佇まいをしている不思議な村で「150年祭の特別ゲスト」として滞在を請われる。その時、先ほどナンパした一行とツーリング途中のマルコムとリーアのカップルも加わって、一行はホテルへと案内された。
飲食および宿泊費は全て無料、明るい村人たちの大歓迎を受けるが…そこは南北戦争時代に、北軍兵士によって全滅させられた村だった。


<感想> ネタバレあり
1964年に公開されたハーシェル・ゴードン・ルイス監督の「2000人の狂人」の完全リメイク作品。残念ながら、オリジナルはYouTubeでスプラッターシーンだけを見ただけです。
オリジナルは4人の男女が殺されるのですが、リメイクのこちらでは2人増えました(苦笑)

南北戦争で北軍によって全滅させられた村人の、復讐…というか腹いせというか八つ当たりとしか思えないので白羽の矢を当てられた人間にとってはいい迷惑です(苦笑)
この動機と村人の正体をあっさりと書いてしまいましたが、DVDの紹介のところですでに書いてあるのでここはネタバレしていてもOKなのかな…。

オリジナルが「スプラッター」の先駆けと言える作品らしいので、STORYとしてはあってないようなものなのでしょう。とにかく趣向を凝らした「殺し方」を楽しんでくれ!という作品です。
あと男性が喜びそうな「おっぱい祭り」満載です(笑)

イーライ・ロス監督ってそういうのが好きなのか?確か「ピラニア」のリメイク作でも、バカみたいなエロ企画を行う本人役で登場してたような…これから見るんですけど。

それはまぁいいとして、正直「まぁ、こんなものかな」と可もなく不可もないスプラッターだったと思いました。
思ったほど怖くないですね。
私が「怖い」と感じるのはどうもスプラッター系ではないのかもしれません。ぼーっと立っているゾンビの方が怖かったし、リングや呪怨のCMの方がビビってた(苦笑)
殺し方もエグイけれど、物陰から襲いかかるような緊迫したシーンなかったですから。「志村うしろ~~」的な演出はあったけれど(笑)

南北戦争は名前は知っていましたが、世界史を取ってなかったのでほとんど知識がありません。そのため、村人たちの無念が伝わらなかったのが残念なところだったかな~。
以前も「ナイト・ミュージアム」で歴史上の偉人などが登場しても「んー?」と分からないところありました。
このあたりは厳しいな。

このあたりからネタバレ全開します。














最初の犠牲者キャットですが、口説いた男がどうにもイケメンに見えないのは他の方のブログを確認したところ私だけではなかったようです(笑)
「彼の手から逃れられる女はいない」といった煽り文句で登場してくれたので、思いっきり笑えました。あれはイケメンではなくて、手際がいいって意味なのかな~?
オリジナルでもあった馬裂きという古来より存在する由緒正しい?殺され方でしたね。
でも、手足が一本一本千切れていったら、体が馬に引きずられてしまわないかしら…?胴体だけきれいにその場に残るのって無理なような…って、考えちゃいけないのか(笑)

二人目のネルソンはミルク娘(給仕していたのがミルクなので)の持参したウイスキー(強酸仕立て)を飲まされて胃袋から溶けて殺されました。

三人目はリーアで、きれいに着飾ってお立ち台にたったところを大鐘落としを食らってぐっちゃぐっちゃに潰されてしまいました。
オリジナルでは的当てゲームになっていて、的に当たったら大岩が落ちるという仕掛けになっていてその下に縛られていました。つぶれたのは下半身だけだったけど、リメイクでは縦方向に潰されるという…派手になってたなぁ。

四人目はリッキーで彼はゲイなんですね。
そのせいか、お尻から焼き串を一気に口まで突き刺すという串刺しでした。ある意味、下品なジョークを利かしているんでしょうね。

五人目はマルコムで綿を作る小屋なのでしょうか?圧縮する器具で、見事に目玉が飛び出す圧死でした。

六人目はコーリーで連絡を取るための携帯を探しているところを女性に見つかって、怪しさ十分に承知しているはずなのにあっさり誘惑され、金属の歯でペニスを食い千切られて死ぬという…これは出血死になるのかなぁ?

オリジナルであった、無数の釘を打ちつけた樽の中に入れられ、坂を転がされて穴だらけになって死ぬという方法が省かれたのはなぜでしょうか。コーリーの殺し方が何となく手抜きっぽく感じたので、これでも良かったんじゃないかなぁと思ったんですが(←ひどい)

最後に生き残ったアンダーソンとジョーイはぎりぎりで助かり、マルコムとリーアが乗ってきたバイクで村から脱出したのちに警察に駆け込むのですが、再び舞い戻った彼らの前には150年前に虐殺された村人たちの墓があるだけ…ここでようやく正体を知るわけですね。

オリジナルではここでおしまいだったようですが、リメイクではおまけが。
全てが幻と化してしまったので、この地を去ろうとバイクで再び走り出したアンダーソンとジョーイ。
突然、バイクは急停止。
血に滴る有刺鉄線がアップ。

……アンダーソンの首に、そしてジョーイの口元に赤い線が走る。

最後の最後に出ました。スプラッターではおなじみの切り株です!
位置的にアンダーソンとジョーイの切れ方は逆じゃないかと思いましたが(笑)
見事に全滅!!

オリジナルでは100年目の復讐だったようですが、リメイクでは毎年彼らは出没している模様…この日に南部には行かない方がいいかもしれませんね(苦笑)
プロフィール

こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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