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吸血鬼ドラキュラ

吸血鬼ドラキュラ Dracula(英)/ HORROR OF DRACULA(米)
吸血鬼ドラキュラ [DVD]吸血鬼ドラキュラ [DVD]
(2003/02/07)
クリストファー・リー、ピーター・カッシング 他

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製作年:1958年/製作国:イギリス/上映時間:82分/監督:テレンス・フィッシャー

<STORY>
1885年、ジョナサン・ハーカーはトランシルヴァニアのドラキュラ城へ新しい司書として迎えられた。近隣の村人は誰一人として近づかないその城には、ドラキュラ伯爵が住んでいた。
実はジョナサンはこのドラキュラ伯爵が人の生き血を啜る不死者であることを知っており、彼を倒すためにやってきたのである。
しかし、助けて欲しいと懇願してきた女吸血鬼に不意を突かれて噛みつかれてしまう。
ジョナサンは人の心を保っているうちに全てを終わらせようと、彼らの棺を探しだし、女吸血鬼の心臓に杭を打ち込むが、わずかな差でドラキュラ伯爵に気が付かれてしまった。

時間が経ち、ジョナサンから手紙を受け取ったヴァン・ヘルシングがドラキュラ城に訪れた。しかし、すでにドラキュラ伯爵は棺ごと姿をくらまし、ヘルシングは吸血鬼と化したジョナサンを発見する。
心を鬼にしてジョナサンの魂を安らぎに導いた後、ヘルシングは彼の婚約者ルーシーに会いに行くが、すでにルーシーはドラキュラ伯爵の毒牙にかかっていたのである……。


<感想> ネタバレあり
ネタバレありとは言っても……何せ世界的に有名なブラム・ストーカー原作「吸血鬼ドラキュラ」の映画なんですよね(苦笑)

最期は原作と同じです。

原作は子供向けのものと、完全訳のものと読んでいます。あとコッポラ監督による映画もかなり前ですが鑑賞済みですね。
この映画は原作とはかなり異なっています。
原作では主人公はジョナサン・ハーカーなのですが、序盤で早々に吸血鬼の犠牲になってしまいます。なので、この映画では主人公はヴァン・ヘルシングなんですね。
また、最初はドラキュラ伯爵の正体を知らずに物語が進むのですが、映画ではすでに吸血鬼だと分かって退治しに行くという…荒っぽい展開ですが短くまとめるには良かったのかな。

あとドラキュラ城にいる女吸血鬼も実は三人いて、ジョナサンを苦しめるのですが、それも省かれています。その他にも登場人物はかなり絞られています。
しかし、そのためかなりの長編で読んでいて少しつらかった原作の中盤がなくなり、中だるみぜずに淡々と話が進んで行くのでこれは十分面白かったです(笑)

それにしても、現在のホラージャンルでは「ゾンビ」と並んで外せない「吸血鬼」。

「魔人ドラキュラ」のベラ・ルゴシをまだ見ていないので、こちらも見たいと思いますが、ホラー界ではルゴシと並んでクリストファー・リーはドラキュラ俳優として確立したそうですね。
知ってはいたけれど、今回が初見です。

ここから先はネタバレあります。

それにしても、ドラキュラ伯爵…人間臭いです(笑)

超人的なイメージが強い吸血鬼なんですが、この作品では何となく力が強そう…程度です(苦笑)
空は飛べないし、馬車に乗って移動するし、棺がないのでさらったミナをスコップで庭に穴を掘って、その中に放り込んで土を被せる」という力仕事するんですよ!
伯爵本人が!!
結局、追ってきたヘルシングとミナの夫アーサーに追いつかれて城の中に逃げるんですが、普通に走って逃げます…図書室の床下に逃げ込もうと扉を開けるのも遅いし…伯爵、全体として行動が遅い(苦笑)

極め付けはジョナサンもヘルシングも一撃で倒せないんですよ…一応は力は上のようなので突き飛ばしたり、床に押し倒すなど出来ますが、殺せません。
首なんて普通に絞めるだけで…なんか、弱々しくて可愛いです(笑)
オールバックに決めた髪は乱れるわ、目は充血するわ、必死さがひしひしと伝わってきます。

某ジャンプマンガ作品に登場する一瞬で移動できる「瞬歩」くらい使えてもいいような気がするんですがね…あ、「トリニティ・ブラッド」という小説に登場する吸血鬼(作中ではこの表現は侮辱にあたる。「長命種(メトセラ)」という種族になる)は「加速(ヘイスト)」という高速移動できました。

とにかく、ヘルシングとの肉弾戦は普通のケンカっぽい感じで、すでに朝日が昇っていたためにヘルシングがカーテンに飛びついて引きちぎる!
入り込んだ日光が足を照らし、ドラキュラ伯爵は足を失います。
もうこれで移動できない伯爵に対し、ヘルシングは燭台で即席十字架を作って、さらに追い詰めます。どうも目の前に十字架があると体が硬直して反撃出来ないようです。
じわりじわりと日の当たる場所へ押しやって、ついに伯爵の全身が太陽光の下へ!
あっという間に伯爵の体は灰になり、ミナの身に起きていた吸血鬼化現象は消え、めでたしめでたしw

うーん、楽しかった!
コッポラ監督の「ドラキュラ」は切ないラストでしたが、こちらはすっきりしたラストでしたね。


そもそも有名な「吸血鬼」ですが、思った以上に「制約」が多いんですよね、確か。

その一、その家の住人に招かれなければその家には入ることが出来ない→自分から窓や扉を開けることが出来ない。

その二、水を渡ることが出来ない→川とか海などは棺に入って、誰かに運んでもらわなければいけない。

その三、自分専用の棺と生まれた土地の土がなければ休めない→移動は必ずセットでないとだめなので、棺が壊されたりすると致命的です。

その四、十字架を見ると恐怖を覚え、体が硬直する。また触れると火傷する→十字架をかざしたら反撃できないのできついですね。

その五、にんにくおよびその花の香りが嫌い→窓際やベッド側に置いておけば番犬並みの威力を発揮します。

その六、日光を浴びると灰になります→日没までは棺から動けず、夜明け前には戻らないと大変です。一応は光に直接当たらなければ家屋内を動けるようです。

あまりにも制約が多いので、最近の吸血鬼は日光以外は大丈夫になりつつありますよね(笑)
中にはその日光も問題ないなんて吸血鬼もお目見えするくらいだしね…とりあえず「牙で噛んで血を吸えば吸血鬼なんだよ」になってる。
そのほか、コウモリに変身するとかオオカミを従えるといった能力があるようですが、映画では出来ないことになってます。

本来はノスフェラトゥ(不死者)が原型だったかな?
ブラム・ストーカーが書いた「ドラキュラ」は15世紀のルーマニア、トランシルバニア地方出身のワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)の「ドラキュラ公」というニックネームを用いたというのが有名ですが、実際のヴラド3世は吸血行為などをしなかったですよ。ただ、敵の捕虜を串刺しにして通りに並べたという残酷な面があったようですが。だから「串刺し公」とも呼ばれたそうですね。
今では「吸血鬼=ドラキュラ」になっていますが、実際はルーマニア語で「竜(悪魔)の息子」という意味だそうです。
本作を筆頭に全9シリーズまであるそうですが…全部見るかどうかは迷ってます(笑)
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こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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