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ラインの虜囚

ラインの虜囚 (ミステリーランド)ラインの虜囚 (ミステリーランド)
(2005/07/07)
田中 芳樹

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<STORY>
ライン河のほとりにある<双角獣の塔>に閉じ込められている囚人の正体は?
父の名誉を回復すべく、祖父に命じられたその謎を解き明かさんと、少女コリンヌは三人の仲間たちと旅立った。
果たして真相は?

<感想>
久しぶりに田中芳樹先生の話を読みました。
かなり前に買ったのですが、なぜか読まないで本棚の肥やしに……気が付いて読んだところ、一日で読破。
活字離れを憂いた講談社が「かつて少年少女だったひとたちへ、そして今の少年少女へ」と銘打って出版したシリーズものの一作です。
かなり豪華な執筆陣を揃えて、私にとっては懐かしい感じのするシリーズですね。
小学校の図書館にはこういった「少年少女向け文学シリーズ」がいくつもありました。

田中芳樹先生もその一人で、やっぱり自分がワクワクドキドキいながら読んだ懐かしい物語を書きたいと思ったらしく、この作品を書いたようです。

時代はナポレオンが失脚し、セントヘレナ島で死亡したのちのフランスを中心としたヨーロッパ世界。
専制君主制と共和制など入り交じり、市民の間では革命の火種が燻っている時代。
主人公のコリンヌはカナダからはるばる祖父のいるパリにやってきたけれど、そのアメリカ大陸も争いの火種が残っている。
祖父から「ライン河のほとりにある塔に幽閉されているのは、実は死んだと思われたナポレオンではないかと言われている。その真相を確かめて来い」と何とも無茶な命令を受けた少女コリンヌ。
そんな謎を解明するために、物騒な旅を共にしてくれる仲間を探したところ、締切破りで編集者と借金取りから逃げている自称・天才作家アレクサンドル・デュマと、カリブの海賊王ラフィット、酔いどれ剣士モントラシェが名乗りを上げた。
道中、いろいろな襲撃を受けながらも三人の大人は少女を守りつつ、ついに塔に辿り着き…と、何とも王道の冒険活劇ものでございました。

田中芳樹先生の作品は「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」「創竜伝」を主軸に結構読みましたが、こういった子供向けの作品は久しぶりでしたね。
過去には「アップフェルラント物語」「カルパチア綺想曲(ラプソディ)」がこんな感じだったかな?
何せ「皆殺しの田中芳樹」と自他ともに認める方なので、主要登場人物どころか悪役・脇役すら死なない(一部除く)お話は本当に久しぶりです(笑)

漢字にはすべて仮名が振ってあり、文字数も非常に少ないので少々面喰いましたが、どういった経緯でこの本が出版されたかを考えれば内容・装丁など非常に良い作品だと思います。

たまには純真だった子供時代を懐かしむためにこういった作品を読むのもいいかもしれませんね(笑)

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こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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