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しがみつかない生き方

「しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」
著者:香山リカ 幻冬舎新書
定価740円

最近はTVや雑誌のコラムなんかでも見かける精神科医:香山リカさんの著書です。
特に好きと言うわけではないのですが、何となくわかりやすいというか反感なく受け入れられる文章や内容なので見かけると手に取ります。
30歳を過ぎるといろいろ思うことがあるせいか、この手の本は図書館で借りまくっている今日この頃(笑)

「幸せになるための~」「成功するための~」などの本が良く見かけられる世の中、精神科のドアをたたく人が増えているのも事実だそうで。
様々なストレスや不安を抱え、自分だけではもうどうにもならない状態になってしまう人が急増しているんですね。
実は10年以上前に不眠症・不安症から軽いうつ病になり、摂食障害一歩手前まで行った時に、私は精神科にお世話になりました。
原因は当時の職場でのいじめが原因だったので、退職と同時に回復に向かい、最悪の事態には至らなかったのですが、その当時を思うと笑えないんですよね。

この本では「ふつうの幸せ」を手に入れるための心得というか、注意というか、ヒントが書かれています。

「ふつうの幸せ」なのに?と思う人もいるでしょうが、現在はその「ふつうの幸せ」がなかなか難しい時代なのだそうですよ。
私個人の見解では「何が『ふつう』なのか分からない人」が多いんだろうな…と思うのです。
本を読むと「ああ、なるほど」と心当たりが結構ありました(苦笑)

序章  ほしいのは「ふつうの幸せ」
第1章 恋愛にすべてを捧げない
第2章 自慢・自己PRをしない
第3章 すぐに白黒つけない
第4章 老・病・死で落ち込まない
第5章 すぐに水に流さない
第6章 仕事に夢をもとめない
第7章 子どもにしがみつかない
第8章 お金にしがみつかない
第9章 生まれた意味を問わない
第10章 <勝間和代>を目指さない

章題だけを見ると「何がいけないの?」と思うモノもあるでしょうが、内容を読むとその意味が分かります。
なぜ著者がこんなことを言うのか…全部納得しろとは誰も言いませんし、著者本人もそんなことは言ってません。ただ参考にはなるんじゃないかな、と私は思いました。
結局、本というものはそういうものですしね。

特に第3章の「すぐに白黒つけない」は痛かった~。
これは確実に自分も当てはまっているので、今後は気を付けたいと思います。

でも、何かのTV番組で「いま、幸せですか?」という問いに対して結構な人が「幸せです」と答えていたな。私もそう聞かれれば「幸せです」と答えます。

理由?

衣食住がちゃんとあって、学業や仕事や宗教などの自由が認められていて、内乱や弾圧などに命が脅かされることもなく、政府のやり方に文句を言っても書き込んでも逮捕されることがなく、ファッションなどに制限がなく、法律による女性差別がないこの国で生きているから。

いろいろ嫌なこともあるけどさ、欠点もいっぱいあるけどさ、やっぱり「日本」は本当に住みやすいと思う今日この頃です。
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こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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