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悪魔の発明

異形コレクションシリーズ第四弾。

テーマは「狂気を誘う怪奇実験室」「マッドサイエンティスト」ですね。
焦点はどこに置いてもいいでしょう。
「実験そのもの」でも「結果」でも「過程」でも「科学者・発明者」でも。

個人的に好きな作品
「レタッチ」 我孫子武丸…これは素晴らしい発明品です(笑)ただし、夢から覚めてしまった場合の副作用は計り知れないですけどね。
欲しい反面、これに頼ってしまったら絶対に自滅するのが目に見えています。
でも時代背景と環境から考えると、この発明品は必需品なのだろうな、と思いました。

「雪鬼」 霧島ケイ…あえて「悪魔の発明」でなくてもいいと思いました。
要は生み出されたモノと過程が「科学的ではない」のです。純和風怪談にあたりますが、終わり方がまた怪談らしくていいかもしれません(苦笑)すっきりしない、ダークエンド。

「スウェット・ルーム」 安土萌…この方は切れ味のいいショートショートで異形コレクションの常連さんです。タイトルの「スウエット・ルーム」が一体何なのかが分かっただけでも嫌なのに、最後のオチがまた怖い。

「断頭台?」 菊池秀行…魔界都市シリーズ・吸血鬼ハンターシリーズと有名作品を多く出している作者ですが、短編もなかなか面白いです。この「?」がついている理由が作中で明らかになりますが、その理由に一瞬笑ってしまい…そしてその笑いが凍りつく。
よくよく考えてみれば、人間は同胞を殺すための道具や方法を本当によく考えますよね。「死刑」「拷問」関係の本を読むと本当にそう思います。「自殺」もどうしてこんな死に方選んだの?と呆れるものもあります。 あ、なぜそんな本を読むんだ?というツッコミはなしでお願いします(笑)

「悪魔の発明」…そう言われるとつい思ってしまうのが「原子力」です。
原子爆弾が発明され、実用化されたとき、これに携わった科学者は本当に「正義」だと信じて疑わなかったそうですね。
ただ、実際に使用されてその結果を目の当たりにしたとき、彼らの中には「悪魔の所業」と後悔した人もいたとか。
未知のエネルギーであったがゆえに、科学者の想像を上回る破壊力だったせいなのか、それともこの爆弾によって一瞬で奪われた多くの命や未来を思ってのことなのか。

ダイナマイトを発明したノーベル博士も、よもや自分の発明品が積極的に軍事利用されて多くの死者を生産する道具にされるとは思っていなかったといいますからね。

原子爆弾も原子力発電所も結局は同じなんですよね。
脱原発に向かって今は世論が傾いていますが、電力を過剰に使用する現代社会では、それなりの覚悟が必要ですね。
ただ「反対」と叫べば済む問題ではなく、電力不足も東電や政府の脅しだと決めつけていますが、まぁ、半分は事実なのでしょうが、現実問題、この電力不足は深刻です。
脱原発は時間をかけて、費用をかけて、進める必要があるはずです。感情的になったらダメですよ。

あえて言うなら…原子力発電が「絶対安全」と説明された時点で反対しなきゃいけなかったんですよ。事故が起きたらどうなるかと問えば「事故は絶対に起きない」なんて返されたらそれこそ反対する理由じゃないですか。
ちなみに私はたとえ事故が100%起きないとしても、放射性廃棄物の放射能を完全に除去して安全に処理する方法がない時点でアウトだと思います。
「漏れないように埋める」は安全かつ完璧な処理方法とは言わん。
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こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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