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斜め屋敷の犯罪

「斜め屋敷の犯罪」 著作:島田 荘司

引退した実業家が晩年を過ごすために北の最果てに建築した奇妙な屋敷。
そこは屋敷全体が傾いているという不可思議なもので、また部屋の割り当ても変わっていた。
季節は冬。
屋敷の主人に招かれた客人たちはクリスマスパーティーを楽しんだ後、主人にひとつの謎を提示される。しかし、その謎がとかれる前に第一の殺人が起きた。
外からしか出入りできない部屋で起きた殺人だったが、屋敷の周囲は雪で囲まれていた…。足跡ひとつ残さないでどうやって犯人は部屋を出入りしたのか。
そして、今度は完全に締め切られた部屋で第二の殺人が起きる。

密室トリック物ですが、何とも言えない大掛かりなトリックでした。
フィクションに難癖付けても仕方がないのですが…やはり100%成功するかどうか分からないトリックだと思ったのが正直な感想です。
読者への挑戦がついている本格推理物なのですが、動機の面からは全く犯人にたどり着けないと思いますよ。この大掛かりなトリックを見破らなければ無理。
作中でこの屋敷の主人が出した謎はかなりいい線まで行ったのですが、完全には解けませんでした。解こうとした方法はあっていたのですが、その意味を理解するには分かりづらい(苦笑)
探偵が一風変わった個性の持ち主過ぎて、少々驚きました。周囲を巻き込んでしまうところは京極夏彦の作品に出てくる自称:名探偵の榎木津みたいだったな。

この作者、実は以前にも作品を読んでいるのですが、その時もトリックがあまりにも偶然が重なって出来上がったものだったので読み終えた後ちょっと消化不良を起こした感じになったんですよね(苦笑)
確かタイトルは「暗闇坂の人食いの木」だったかな?

犯人当ては出来ないけれど、それなりに楽しめるので個人的には好きな方です。
また借りてみようと思います。
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こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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