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ぼくは見ておこう

ぼくは見ておこう ― ニュースな人たちが教えてくれた生きるヒント25

ぼくは見ておこう ― ニュースな人たちが教えてくれた生きるヒント25

著作者:松原 耕二(まつばら・こうじ)

出版社:プレジデント社

価 格:1,575 円

ジャンルは「エッセイ」いいのかな?
昔は手にすることがなかったジャンルです。
しかし、最近はこういった本を意識して読むようになりました。買うことはなくても、図書館で探します。

作品の内容は筆者がインタビューした人たちとの出会いと彼らの興味深い言葉などが綴られています。無論、小説とは違いますので劇的なシーンはありませんが、読み終わると何となく心の中に残る言葉があります。
何がどう面白いのかは、読んだ本人の受け取り方で変わるでしょう。

それこそ昔の私…大学生、いや20代のときなら「面白くない」と思ったでしょう。それまではファンタジーやミステリ、SFなど、フィクション作品を好んでいました。
一時、本から離れてましたが、再び図書館通いが始まってようやく手にした感じなのです。

きっかけは「おひとりさま」関連の本を読み漁ったときかな。
結婚に対して希望や夢を抱けないので、今後のことを考えたときに不安を感じて読んでみたら、これがかなり面白かったのです。
それ以来、必ずその手の本を一冊は借りるようになりました。

物の見方が結構変わります。 全部が全部理解できなくても、何らかの形で心に残るなら、それでいいのだと思っています。
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もっと断捨離アンになろう!

もっと断捨離アンになろう!

もっと断捨離アンになろう!

著作者:鈴木 淳子

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

価 格:1,260 円

前回、紹介した「断捨離アンになろう!」の続編です。
これは主人公の後日談とも言えますが、内容はパートに分かれていて、人それぞれの「断捨離」が描かれています。

興味深かったのは、「断捨離」と言うと「すべて処分する」と取られがちですが、実際はそうではないことが分かります。
いや、本を読む限り「全処分」ではないのですが、紹介されている事が、断捨離に勢いがつくとちょっとやってしまいがちな失敗なんですよね。

一人暮らしの場合は問題ありませんが、断捨離実行の時、家族と暮らしている場合「絶対に他の人のモノに手を付けてはいけない」という鉄則があります。
それぞれの価値観の違いがあるので、自分から見ればゴミでも捨ててしまうと家族の関係に溝が出来てしまいます。
また「断捨離を強要しないこと」も重要です。
最初は自分が片づけてスペースを作ると、そこに誰かが必ずモノを置きます。これは「縄張り」意識のなせる業だと説明されていますが、私も実際にやってしまって母に怒られたことがあります(苦笑)
「空いているからここに置いてもいいよね」って感じで。

ただ、面白いことに嬉々として片づけをやっていくと、それを見た家族が同じように片づけ始める現象が起きるそうです。
やはり「きれいな空間」で過ごしたいと思うわけです。ただ、それを実現するために片づけをしなければけない…と思うと腰が重たくなるんですよね。
ところがその片づけを楽しんでやっている人を目の前に見ていると、やってみようかなと思うようになるんですね。

私の場合、兄がそうなりました(笑)

他にも昨年の東日本大震災のときに、緊急災害時用の備蓄がなくて困ったという断捨離アンが登場します。これは「今必要なもの」という観点で断捨離を行った結果、備蓄品を断捨離対象にしてしまった失敗談です。
備蓄品は「不用なもの」ではありませんね。

もう一つ、面白かったのは「家に不用のモノを入れない」という断捨離の「断」が強すぎて、買い物をしなくなった断捨離アンが登場します。
「すっきりした部屋」はいいのですが、徹底して「要・不要」を意識してしまって買い物をしなくなってしまっていたんですね。
雑貨などは買い過ぎると問題ですが、心の潤いや癒しというものは必要だと思います。
このあたりの加減がうまくいかないと、「片付いてスッキリした」部屋ではなく「殺風景な」部屋になってしまうのが断捨離の落とし穴ですね。

重要なのは「軸は自分」であること。

モノに軸を置き、買い込んで溜め込んで居場所をモノに取られるのも問題ですが、スッキリした部屋に集中するあまり、今度はその部屋に軸が置かれては本末転倒です。

この本は断捨離について勘違いしたり、あるいは夢中になり過ぎて暴走しそうな部分がよくわかります。
続けて「断捨離」の本を紹介したのは、面白いブログに当たったからです。
そのブログは「断・断捨離アンになろう!」というもので、断捨離によって出るゴミ処理が深刻化して、消費税増税の一因になったとか、モノだけでなく人間関係まで断捨離して、引きこもる若者が増加中など、問題点を喚起した内容です。
筆者は断捨離に一時期はまり、実行した結果、この夏はマフラーとコートで過ごさなくてはいけなくなったと失敗したと断捨離を行ったことを後悔しているそうです。
夏物を全部処分してしまったようですね…。

また、緊急災害時に断捨離アンが物がなくて苦労すると断言していますが、「もっと断捨離アンになろう」は読んでいないと思われます。
そして断捨離によってモノを買わなくなると、経済が停滞してしまうので物欲を捨てるのは良くないと主張していますが、これもこの本には描いています。

ブログの内容は「自分にとって不用でも何かの縁でやってきたのだから、捨てないでとって置こう」とありますが、それが溜まった結果、モノで溢れかえる部屋になったから断捨離することになるんです。
確かに大量のゴミを出すのはエコに反しますが、快適な部屋に住むことは果たして許されないのでしょうか。
また経済を回すために不用なものを買わなければいけないのでしょうか。

ゴミ処理に引きこもり、経済停滞の原因の一部が断捨離って、凄いなと思います。筆者は確かなスジによる情報だと言っていますが。

「いらないからって何でもかんでも捨てるな」ということは分かりますが、とりあえず「備蓄品は断捨離対象ではないこと」と「必要最低限のもしか買わないことが断捨離ではない」ということはこの本に描いてあります。
勘違いしている人いるかなと思ったので、もし断捨離を行うなら2冊とも読むことをおススメします。

…といっても、断捨離関連の本を読んだ私は「全部捨てる」とは考えなかったですけどね。
あくまでも自分を軸にして「必要なものを残して」捨ててました。そして普通に服など新しいものを買ってます。
「部屋の収納力以上のモノを溜めこまない」「自分の管理能力以上のモノを持たない」が鉄のルールです。

断捨離アンになろう!

断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる

断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる

著作者:鈴木 淳子

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

価 格:1,260 円

カテゴリは「実用書」としましたが、これはマンガです。
「断捨離」はこのブログでも紹介しましたが、やましたひでこさんが提唱する「片づけ」方法です。

主人公が暮らしているマンションの乱雑な散らかり方に慣れていること、また「片づけ=収納」と考えているのですが、その時に友人がこの「断捨離」を実行していることを話します。
最初は「ふーん、そう」程度のもので関心を示さなかったのですが、その友人が会う度に生き生きとしてくるのを目の当たりにして、「断捨離」に興味を持ち、そして一念発起して開始します。

私が最初出会ったのは「断捨離」ではないのですが、やはり「片づけ=収納」としか考えておらず、別の「捨てるから始める」という本に触発されて、結果的には「断捨離」になりました。

「物の定位置がない→その部屋の収納能力を超えている」そして「何がどこにあるのかわからない→自分の管理能力を超えている」

ここ、重要です(笑)

「捨てるのがもったいない」「いつか使うかもしれないから」「高かったから」「もらったものだから」…人は様々な言い訳で物を溜めこみます。
ですが、この本ではその言い訳の奥底に隠れている本音を、段階を踏んで気が付かせてくれます。

文章形態の本を読むのが苦手、短時間で読みたいと思っている方にはおススメの本です。
マンガなので、部屋の状態や物の選別、おさえるべきポイントなどが「目に見える形=絵」で説明されているので、非常にわかりやすいです。
また「断捨離」を始めると恐らくは誰もがぶつかる壁や、陥りやすい物に隠された罠(←大げさじゃないんですよ><)なども体験談としてしっかり描いてあります。

部屋を見て「今すぐに友達を呼べる部屋」でないならば、一度は読んでみることをおススメします。

チャイルド

チャイルド―異形コレクション〈7〉 (広済堂文庫―異形コレクション)

チャイルド―異形コレクション〈7〉 (広済堂文庫―異形コレクション)

著作者:

出版社:廣済堂出版

価 格:800 円

異形コレクション第7弾です。
テーマはタイトルのまま「子供」です。
「子供」とは「無邪気」「無垢」であると表現されますが、それゆえに残酷なことも平気でやってしまうのが「子供」です。
「かわいい」「天使のよう」であると同時に「憎たらしい」「小悪魔」でもあります。
大人とは違う子供ならではの恐怖。
なかなか手ごわいモンスターたちだと思います。

個人的に好きな作品
「帰ってくる子」 萩尾望都…ご存知の方も多いでしょう。大御所の女性漫画家です。
もちろんこの作品も書き下ろしの漫画ですが、やっぱり素晴らしいです。ネタとしてはありがちな「死んでしまった子供が霊となって家に帰ってきた。以前と同じように母親と兄は子供と暮らすが、兄は自分のせいで弟が死んだと思い、情緒不安定である」
漫画ならではの表現があるので、最後の展開にはちょっと驚きました。

「夢の果実」 高瀬美恵…日本昔話風なファンタジーなのですが、「本当は怖いグリム童話」的な内容です。淡々と、淡々と進む物語におどろおどろしさがないのですが、よくよく考えればとんでもない話です。もの悲しさが余韻として残ります。

「インナー・チャイルド」 岬 兄悟…中年サラリーマンの心の中で、徐々に育っていく「子供の部分」が最後の最後でそうなるか!と驚きました。

「幼虫」 竹河 聖…「妊娠・出産」とは女性が全く別の命をこの世に生み出す行為。男性は出来ない行為なので、そのためか「妊娠・出産」できない女性は人間として認められないような差別がそこはかとなく世間には漂っています。また「妊娠・出産」を理由に男女の関係はいろいろとこじれることもありますが…本作品はそれに関するえぐいところを見事に書いています。

そもそも「子供」とはどこまでのことを言うのでしょうか。
法律では「20歳未満」など年齢で区切りを付けていますが、それは社会構造に組み込まれている制度であって、実際の線引きではありません。

果たして子供と大人の境界線はどこなのでしょうか。

ちょっと考えると、迷宮に踏み入るような感覚に襲われます(苦笑)
プロフィール

こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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