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アイスクリーム殺人事件/グッバイベイビー

13 thirteen~マスター・オブ・ホラーズ2~

アイスクリーム殺人事件 We All Scream for Ice Cream
監督:トム・ホランド

<STORY>
真夜中、どこからともなく歌が流れ始める。
「I scream~ You scream~ We all scream for Icecream~(私は叫ぶ あなたも叫ぶ 誰もが叫ばずにはいられないほどのアイスクリーム)」
ピエロの扮装をした男が移動販売車でアイスクリームを売っていた。
子供たちはそのアイスクリームを買うために、コインを握りしめて外に出て行く。
ある子供が買ったアイスクリームを食べようとしていた。それを父親が必死で止めようとしている。
しかし、子供はそのアイスクリームを食べた。すると…父親は瞬く間にドロドロに溶けてしまった。

<感想>
ん~~~~~怖くなかったな(苦笑)
何だろう…アイデアはそこそこに面白いと思うのだけど、全体的に緊張感が無かったなぁ。上記のあらすじは冒頭のシーンそのままなんだけれど、全くドキドキしなかった。
わずか50分ほどの短さなのに、妙に長く感じたのはもう致命的としか言いようがない(笑)

かつて悪ガキ6人組が悪戯でアイスクリームを売っていた男を死に至らしめてしまった。時が経ち、町を離れていた一人が舞い戻ってきたのをきっかけに、恨みで蘇ったピエロはその悪ガキたちの子供に呪いのアイスクリームを食べさせることによって、彼らをアイスクリームのようにドロドロに溶かして殺してしまうというお話なんですよね。

ひとりだけ子供の時から救いようのない奴がいて、そいつは「自分には子供がいないから大丈夫だ」と余裕こいて他のメンバーが死んでいくのを面白く見物していたけれど…ま、自業自得で死んだのは笑えました。

しかし、一応はその悪戯を「悪ふざけが過ぎる」と言って、参加しなかった者も「止めなかった」という理由からか、殺してしまうのはどうかな~と思いました。
あとはラストの呪いの躱し方というか、呪い返しというか……あれはありなのか??ありなんですか??
ありだとしても、作る際には「バットに水を入れて凍らせ、ひっくり返した上で作りましょう」とアドバイスしたいです(笑)冷蔵庫から出した時点ですでに溶けかかってたからね。




グッバイベイビー PRO-LIFE
監督:ジョン・カーペンター

<STORY>
人目を気にしながら、ひとりの少女が山中を走っていた。道路に出た際、男女の乗った車にぶつかりそうになる。
ふたりは近くの病院に勤める医師だったため、少女をそこに連れて行った。
その病院は堕胎を目的とする婦人科センターであり、少女はそれを知ると妊娠を明かして堕胎を希望する。ところが少女の父親は堕胎を反対する過激派思想の持ち主で、そのセンターを相手に裁判沙汰まで起こしていたのだった。
父親はセンターの入り口で「娘を返せ」と、「お腹の子は神の子だ」と主張する。しかし、少女は「お腹の子は悪魔の子だ。生みたくない」と叫んでいた。

<感想> 最初からネタバレ全開です!
「遊星からの物体X」を鑑賞した後だったので、ちょっと期待していました……ある意味、「物体X」でした(笑)
生まれてくる赤子が悪魔の子かという恐怖に怯えるのは「ローズマリーの赤ちゃん」が有名なのかな?まだ見ていないのですが、友人からおススメだと言われています。

少女のお腹に宿った赤子が、わずか一週間で臨月になり、また異様な胎動を見せたので「悪魔の子」の可能性が高いな~と思っていたのですが、その時点でもまだ「それ」が何なのか分かりませんでした。

むしろ、神の声を聴いたオヤジと兄3人が銃を持ってセンターに乱入してきたところで、方向性まで分からなくなってしまったのは痛かった……。

堕胎反対の過激派というのは、「胎児も立派な人間である。それをどんな理由であれ堕胎するのは殺人である」という主張を持つのだけど、それはまぁ良いとして、問題は堕胎する医師やスタッフなどを攻撃するところにあるんだよな。

「胎児への殺人」を行った人間、並びにそれに協力する人間は殺してもいい。

そんなわけないだろ!

以前、アメリカだったか、堕胎を行っている病院が爆破テロを受けたってニュースを聞いたとき、マジで思いました。
この作品のセンターは堕胎専門のようでしたが、あの病院は普通に産婦人科、もしくは総合病院のような規模でしたので…妊婦や見舞客なんかも巻き込まれたと思います。あるいは通りすがりの人とか。

犯人たちは自分たちの行いを「神の代行」と思っているから始末に悪い。

思い込みって怖いです。

この作品のオヤジもまさにそれ。
警備員を射殺し、突入するときは「娘を取り返すのが目的。邪魔をしない者は構うな」と言っていたけれど、結局はセンターの所長と銃撃戦になり、一緒に突入した息子がひとり死にます。
そうしたら、もう娘のことも忘れ、所長に一方的な裁きを与えることに集中。この裁きが非常に陰湿でエグイ。
直接的には見せないけれど、何をするのかはしっかり分かってしまうんですよ…本当にこのオヤジの醜悪さが際立ちます。

オヤジが自己陶酔の極みに夢中になっている間に、センターにたまたま来ていた家族(娘が妊娠してしまい、世間体第一の親が堕胎させるために来院していた)は、隙を見て自分たちだけで脱出を図りますが、外で「人を殺すのは嫌だ」と言って見張りを担当していたオヤジの末息子と遭遇。

予想通り、殺すのは嫌だと言っていた癖に父親を射殺しました…あーあ、もう。この後、残った母親と娘も殺したと思います。通報されるのが嫌だと言って父親を殺した以上、それを見ていた二人も殺すでしょう?
こういった展開だと悪魔の子云々よりも、尊い胎児の命を守るという使命感に燃えた神の使徒が悪の所業を繰り返す人間を皆殺しにするという話なのかと思うじゃないですか。

まさかまさかの…悪魔の赤ちゃん誕生。

あれ?
本当に「悪魔の子」なの?

「オーメン」とは違って、完全に「怪物」です。どことなく「遊星からの物体X」を思わせる造形です。でも、過去の名作に比べればあまりにも「作り物」過ぎて悲しくなります。予算が無かったのか…。

さらにさらに、まさかまさかの(悪魔の)父親登場。

こいつが一番いらんかった…orz
私の目には怖い悪魔というか怪物というよりも、15歳の少女を強姦して孕ませた挙句、子供が堕胎させられそうになったので少女の父親に怪電波(神の声)送って護らせようとしたロリコン変態ダメ親父にしか映りません。

結局、裁きを終えたオヤジと息子ひとりは、娘(妹)の生んだ子供を見て衝撃を受け、神に「あなたの声に従ったのにどうしてこんな、こんなものを」と神を責める言葉を吐き始める。
その前に、そんな子供を一人で生む羽目になった娘の心配しろよな。
兄貴に至ってはさっさと逃げるし…まぁ、その直後に悪魔の親父と鉢合わせするけどさ…外にいた末っ子も中に入ってきて出会ったし…オヤジもようやくその姿を見て「お前だったのか」って分かったみたいだし…。

少女の自分の生んだ子供を自分の手で始末つけた姿は泣けるものがありました……この作品の中で彼女が一番頑張りました。

個人的には所長への残虐シーンよりも、妄信して人を殺すまで至ったオヤジが現れた悪魔のような怪物に殺されるシーンの方が見たかったです。
息子も含め全部カットなんて中途半端過ぎる…orz

ちなみに、少女の出産に立ち会った冒頭に登場した二人の男女……異形の子供が生まれて驚くのは分かるが、少女をそのままにして隣室に逃げたのは大人としてどうかと思います。
悪魔が死んだ子供を連れて帰った後、のこのこ出て来て少女に「大丈夫か?」って良く言えたと思うよ…。

「狂信的な人間の行き過ぎた行動」と「悪魔」を両方出してしまったせいで、何とも中途半端な仕上がりになってしまったと思います。

でも、別次元のところに思考が飛んで考えてしまう作品でもあります。
妊娠出産って女性が100%負担を強いられるにも関わらず、あれこれ自分の都合や主張を押し付けてくるのが男性なんですよね。
堕胎に関しての問題も人それぞれありますので、作品そのものよりも、そっちの方が印象に残りました。


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はじめまして

アイスクリーム殺人事件の方は、ストーリーがスティーブン・キングっぽい感じでしたね。痩せゆく男の監督さんなので、影響受けてそうですが、こういうファンタジーなのは嫌いじゃないです。ただ、殺人シーンがワンパターンだったのが残念でした。

グッバイベイビーの方は、おまけ程度に考えてたんですが、意外と気に入ってしまいました。まさに、ローズマリーの赤ちゃん+遊星からの物体Xを足しただけ。というストーリーでしたが、ゴア表現がしっかりしてたのが好感触でした。確かに、他の兄弟や親父のヤラれっぷりはキチンと描いてほしかったですが、テレビドラマとしては、こんなもんじゃないでしょうか。

Re: はじめまして

はじめまして。
コメントありがとうございます。
私もこの二作品なら、グッバイベイビーの方が好きです。オチがよもや本当に物体Xとは思わなかったので意外でしたから(苦笑)
しかし、これをテレビドラマで放映って…日本では無理だなぁと思いました。
少し更新が滞ってますが、またよろしければ遊びにいらして下さい。
プロフィール

こぶた貯金箱

Author:こぶた貯金箱
知識は浅く広くがモットーですが、好きなモノにはのめり込むタイプです。
ほとんどが図書館で出会いますが、過去に衝動的に手に入れた本なども紹介していきます。かなりマニアックなもののありますよ。

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